オーナーズインタビュー

納得できるまで、
お付き合いしてくださった
スウェーデンハウス

オーナーズインタビュー VOL.09

北見市 S邸

※オーナーのプロフィール・ご家族構成は取材時のものです。

澄みきった空に映える白とブルーのコントラスト
 清潔感のある白と落ち着いた温かみのあるブルーを組み合わせたS邸。外観はとても大きくゆったりとしていて、屋根の下にある白い十字架の妻飾りが、明るさと清々しさを際立たせています。ここS邸は1年以上の時間をかけて設計されました。
「転勤でいろんな家に住んでみて、自分が家を建てる時はこうしようということを工夫したのがこの家です」。2階にリビングを置いた間取りや1階と2階の色調に変化をつけた室内。充分時間をかけて工夫した印象を受けます。
 さらにもう1つ家全体を魅力的にみせているのが、奥様の明るい人柄から生まれた自由な発想。「ぐるぐる回れる空間」をはじめ、「暖炉のある応接室」「お昼寝用ハンモック」など、家族が暮らしを楽しめるアイデアがアクセントとなって、家全体にいきいきとした表情を添えています。
風格の漂う1階と白さと明るさが印象的な2階
 S邸は、1階と2階がそれぞれ違う印象を醸し出しています。1階は、床や壁にダークブラウンの重厚なオーク材を用いた欧風の邸宅を思わせる雰囲気。玄関脇の応接室は、両開きのドアを開けると正面に暖炉があり、炎がやわらかい暖かさを感じさせます。ここはお客様が多いことから生まれた空間。
「急な来客でも1階の応接室で対応できれば、食事などでくつろいでいる家族があわてて席を立たなくてすむと思って」。最初にスウェーデンハウスの担当者が持ってきた設計図は、「1階にリビングとダイニングのある普通の間取りだったから、かえしちゃった(笑)」(奥様)。それを変更し、S邸では1階に応接室、ご夫妻の寝室、書斎、浴室、2階にリビングとキッチン、ダイニング、子供部屋を配置しています。
 玄関から高い吹き抜けに導かれるように2階へ上がると、現れたのは白を基調とした明るく開放感な空間。吹き抜けを中心に南東側にキッチンとダイニング、北西側にリビングを配置し、その2つの空間をつなぐように5連の出窓から光が差し込んでいます。2階にくつろぎスペースを配置したもう1つの理由は、以前マンションに住んだ時、家の周囲を通る人の視線を気にせずに窓を開けることができた経験から。 大きな窓から見えるのは澄んだ空や遠方の山々の景色で、外を通る人がいないためとてもリラックスできます。 
 さらに窓にはオーニング(日除け)があり、夏は直射日光を遮るのに役立っているそう。
キッチン脇にはテラスもあり、ここではバーベキューができるよう、木造のテラスの一部をタイルにしています。生活空間を2階にしたことから災害や将来的なことも考慮し、エレベーターも備え付けてありました。
ぐるぐる回れる家
 リビングとダイニングを吹き抜けを中心に分けたのは、2つの理由から。1つは「子供たちがのびのびと走り回れる家」にしたかったから。そのため南側を出窓にすることで床の幅を広げ、通路として生かしました。 実際に9歳のご長男は吹き抜けの周囲をボールを蹴る遊び場に活用していて、奥様自身も満足しているそう。2つめは、海外での駐在経験がある方のお宅で見て、「日本では広さを確保するためにリビングとダイニングを1つの空間にしますが、実際には離した方が使いやすい」と伺ったから。
リビングからキッチンが見えすぎない工夫をしたこともあり、これにも満足しています。
「設計図だけでは実感がわかなくて、できるかぎりモデルハウスを見に行きましたが、ここまでいいという実感は、住んでみるまでわからなかったですね」。
 ほかにも思いがけなかったのはキッチン。シンクの高さや作業台との幅は奥様が使いやすいと思うサイズに合わせた。「自分の体に合わせたキッチンがこれほど使いやすいのは意外でした。料理するのが楽しくなりました」。無垢のメープル材の梁には奥様の希望だったハンモックが吊され、ここも家族のリラックススペースになっています。
もう1つのこだわり「収納」
 S邸は、収納がとても機能的。暖炉のある応接室は、ご主人が映画を観るためのプロジェクターやクーラーもオーク材で仕上げた収納扉で目隠しし、部屋の雰囲気を統一しています。ロフトは、大型の家庭用品などを入れて物置代わりに活用。キッチンは、白い収納棚の一部にゴミ箱用の空間を設けたり、よく使うタマネギなどの常備菜は外気を取り入れた食品庫に保存。全体がとてもすっきりと見えます。素敵なワインセラーもありました。ご夫妻の寝室の横にはウオークインクローゼットがあり、夏・冬の衣類や和服も取り出しやすくなっています。このほか片付ける収納だけではなく、「見せる収納」もバランスよくコーディネート。棚の一部を写真などを飾れるようにして、家族の温もりが伝わる空間となっていました。
家を建てるまで
 結婚をした当初から、いつかは家を建てようとご夫妻で話していたので、奥様は雑誌をみては気に入った家の記事をスクラップしたり、デジカメで撮影してパソコンに保存していたそう。実際に建てようと決めてからは、土地を探すことからはじめ、3回ほど場所を変更して現在の住所へ。 スウェーデンハウスは、住宅展示場で初めて見た時、奥様よりもご主人の方が気に入ったそう。
「僕は、家を建てるならきちんとしたものを建てたいと思い、いろいろと調べていくと気密性や数値的な内容のいいのはスウェーデンハウスでした」。
最初はほかの住宅メーカーで決めたいと思っていた奥様も、ご主人の説明でいつの間にかスウェーデンハウス派に。
「主人が家の機能性についていろいろと調べて説明してくれたので、安心して選べました」。
でも家を建ててから迷うことも多かった。「 自分が経験してきたり、こうしたいっていうイメージがあっても、じゃあ実際にどうなの?っていうとわからなくて。でも設計士の方や営業の方が、私が納得できるまでお付き合いしてくださいました」。
見せていただいたのが奥様の迷いを反映するように書き直した設計図の束と「ソファ」や「テーブル」に切り抜かれた小さな紙。ご主人が設計図ができるたびに縮尺に合わせた紙の家具で、配置を確認してくれたそう。
時間をかけて選んだデザイン
 S邸には、素敵なデザインのカーテンや照明、ソファやテーブルが置かれていて、眺めているだけで、気持ちがいい。バスルームには洗練されたバスタブのほかに、海外のホテルでみるようなレインシャワーも付いている。
「希望のデザインが見つかるまで時間がかかりましたが、主人が『せっかく住むんだからこだわったほうがいいよ』言ってくれたのが励みになりました」。
 奥様にいい家を建てるコツを伺うと、答えは「家づくりを見守ってくれるご主人」。毎朝目が覚めるたびに「贅沢な家に住んでいるなあ」と、ご主人に感謝の気持ちが浮かんでくるそう。
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